入院施設もしっかりしているうつ病治療【集中して治療できる心の病】

女性看護師

心の風邪の対処方法

医者と看護師

企業としての取り組み

うつ病は心の風邪とも呼ばれています。心が風邪をひくというのはおかしな表現ですが、裏を返せば、誰でも罹りやすい心の病気ということです。そして、風邪という表現に相応しく、適正な対処を怠ると、病状を拗らせることもあります。風邪という病気はひき始めの処置が重要なのですが、うつ病も同じです。風邪はひき始めでも辛いものです。心の風邪であるうつ病は、精神と体のバランスを崩すので、風邪の何倍も辛い思いをします。そんなうつ病ですが、周囲の人からは分かりにくい病気でもあります。単に怠けているだけと捉えられて、本人は一層辛い立場に追い込まれます。働く人をうつ病から守るためには、職場に専門のカウンセラーを配置する必要性があります。最近では、多くの事業所が、カウンセリング制度を利用して、社員が心の風邪に罹っていないかを見極める取り組みが進んできました。企業にとって、社員がうつ病を重症化させることは、大きな損失に繋がります。うつ病を初期の段階で発見して、休養を取らせる措置が、企業も社員も救う手だてとなるのです。

環境を変える必要性

企業に勤める社員がうつ病と診断された場合は、一定期間休職できることになります。その間、医師による診療を受けることが必須となり、会社への報告は義務となります。うつ病は、投薬治療によって完治できる病気ですが、場合によっては、入院の必要もあります。入院となる多くのケースでは、家族によるフォローが難しかったり、個人の健康管理に問題があることが殆どです。投薬治療の期間が長引く場合は、入院した方が良いとされています。ただ、入院を勧められると、患者本人は二の足を踏むことが多いのも事実です。それというのも、入院の事実が勤め先に知れることで、仕事への復帰に影響が出ることを懸念するためです。しかしながら、入院の目的の大部分は、遠隔地療法にあります。患者の置かれた環境を変えてみることで、治療をステップアップするのです。最近では、企業の責任者も、このことを熟知していることが多く、うつ病による入院が仕事の復帰を妨げることはなくなりました。今後、医療機関と企業の連携が強まれば、うつ病への対処方法も確実なものとなるでしょう。